2015年11月27日

番外編!!Voice Circus 第12回レポート

2015年10月31日(土)

既にVoiceCircusのレポートは主催者norikoがアップしていますが、なんと参加者のお一人、やさぐれCATさんが全員のレポを送ってくださいました!とても詳しくて読み応えのある内容。ご本人に許可をいただき、特別掲載です。いつもは語られない自分のことを書いていただいたのも個人的には嬉しかったです!ご参加の皆様にぜひ楽しんでいただきたい内容ですよ!!
(出演者のお名前等、体裁はこちらで整えさせていただきました。)


1)ジュテ。

ナイフ、都合の良い愛、女の子のための二つの心臓、死ぬと星になる、星を綺麗と思う自分を恨んでください、ケモノ、音楽…なんというかナイフのような言葉にどんどん自分が削られていって、逃げたくても逃げられず、否応なしに自分自身と向き合わざるを得なくなるような、そんな切迫感のある詩が印象的でした。


2)青条美羽。

栞がぱらぱらと落ちるのが偶然だと聞いてびっくり。演出かと思いました。桜の木の下には肥料が埋まっているというコミカルな出だしから、どんどん深い詩のループに入っていって気がついたら最後には「美しさとはなにか」に迫る、真面目ムードになってました。


3)やさぐれCAT(レポートご本人)。

わしのはもう適当で。
詩:1R、黒い故郷
歌:Just Another Day
後で、ZIGGYの曲ですねっていわれてびっくりした。あの時代のZIGGYの曲知ってるひとがいるんかと驚愕。


4)こんぺー糖。

この人は、歌いながらリズムとっているのがすごかった。リズムだけじゃなく、声も出す。
私がバンドの演奏をピアノで耳コピするとき、ドラム、ベース、ボーカル、ギター、それぞれのパートの特徴的なところを切り取って、右手と左手で4つのパートを表現しようとしているのですが、なかなか配分が難しい。この配分の難しさをうまく口1つで表現しているんだなぁと思ったら、興味深くなりました。


5)Satole SENO。

Tシャツで寒くないんかな~と思ったのがこの5番目の人。支離滅裂(私が理解できなかっただけか?)的な詩と、謎のBGM。謎モード。でも、このオリジナリティを真似しろと言ったらできない。故になんだかすごい。


6)ブラックペッパー。

江古田の読み方のミニ情報から、ラーメンの話へ。究極の一杯は、原宿で食べたラーメン。唯一彼を受け入れてくれそうなムードのラーメン屋で勇気をもらった思春期の味。今はラーメン食べ過ぎてラーメンより店員の観察になりつつある、という話は面白かった。味のみならず各店舗の個性も、大切なのか・・・?


7)佐藤慎司。

声がギターにかき消されそうだけど、昔はZIGGYのコピーとかやってたらしい(驚)。
はるかとみゆき るーぶるびじゅつかん~
ほのぼのした不思議な歌詞でした。ギターの弦を久しぶりにかえた、かえたばかりの弦は元気、生き物みたいという話が興味深かったです。彼の弦はちゃんとはずんでいただろうか


8)長谷川裕美。

昔話(山鳥の恩返し)。
この方は、一見とても優しそうな、大人しそうな方。でも、昔話を始めた途端、空気が変わった。斧で蛇にとどめを!なんて時は、ちょっとぞっとするくらい物語に入り込んでいた。靴のヒールの音を上手に効果音にしていたのも素晴らしかった。一番印象に残ったかもです。


9)加藤志郎。

9人目謎モード。白ける野球の話シリーズが強烈に頭に残っている。逆にほかになにも思い出せない(なぜだ!)。少女目線の詩はなんというか私だったら恥ずかしくて書けないし、読めない世界だと思った。少女って何歳くらいの設定なのかしら?聞くの忘れてもうた。


10)noriko

原稿がボロボロなのがなんか、よかった。
いろんな場数を踏んだためなのか、読んではぱらりと下に落とすパフォーマンスをしてきたからなのか?とにかく使い込んだ感がまず良かった。読んでいる時の目が印象的でした。自分の世界に入っている人の目は、どこかを見ているようで見ていない。その目がnorikoさんにもありました。こういう目を出来る人はそう多くは無いと思います。バーチャルリアリティは、字で読んだときはそんなにがっつり来なかったのだけど、朗読モードでは、かなりがっつり響いてきました。バーチャルとリアリティの決定的違いってなんだろう…?思わず自分まで思考を巡らせてしまい、ぐるぐると思考が回転していきました。


11)国井美和子。

パントマイムの人この方はなにか心に持っている人(決意なのか、悩みなのか、苦悩なのか)わからないけど。そう感じた。直感的に。自分を出すという表現をするのにチャックを下げてひと皮脱ぐみたいな動作があり、その後すごくグロイ顔をするんだけど、こういう事をなんというか恥ずかしいとかそういう風に思わないところがもうすごいと。集中とその世界に入り込んだ人は、無敵だな、と思いました。


12)守山ダダマ。

エアギター?ギターに封筒がついていてそこから詩がでてきて、エアギターしながら読むというおもしろい読み方。かなりソウルフルな読み方で、痛快でした。詩も心の叫び、正義感の塊!みたいな感じで、爽快。客席からは「yeah!」と声が上がるほど。まるでROCKだぜ!(詩を準備するとき「チューニング」といってたのが面白かった)


13)ふうこ。

この人はなんていうか、歌うまでは普通の今時の女の子なんだけど、声をだしたら、とたんにやたらと昭和っぽい香りのする方だと思いました。和製シャンソンの香り。哀愁の香り。きっと民謡とか歌ってもマッチするんじゃないかな。頑張って欲しいです。


14)恵矢。

なんだろう、自信と確信に満ち溢れている。そんな印象の方。(すくなくともステージ上では)
しっぽがある、というフレーズで始まる詩を、私はしっぽ=へその緒と感じ取りました(勝手に)影がついてくる=胎盤がついてくる。逃れられない母性への愛着、執着心…そんな想像を勝手に膨らましてました。
ビートの人とコラボった時には、即興の凄さを感じました。二人共練習もしていないのに、よくあんなにできるなと。


15)今城司。

なんというか、イメージ的には酔っぱらいのブルース?!この方の譜面?もかなり使い込まれていて、年期を感じました。正月のロンリネスな歌が印象的でした。どちらかというと弱者視点の曲が多いのでしょうか??

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以上がやさぐれCATさんからのレポートとなります。濃いレポートありがとうございました!!
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Voice Circus 第12回レポート

2015年10月31日(土)

更新が遅れました。ハロウィーンのこの日、ハロウィーンとは全く関係なくVoice Circus 第12回、無事に終了しました。この日は初めての方多数、14名のご参加をいただき大盛況でした!

トップバッターはラストにももう一回ステージに立てるシステム、今回も立候補がありました。では簡単に全出演者について一言コメントです!(敬称略)

ジュテ(朗読)。「恋が僕を殺しました」。いつもと変わらず言葉の強さに引き込まれていく朗読でした。
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青条美羽(朗読)。秋空、枯葉。秋の自作詩をこの日も自著から朗読、季節を感じる作品が沁みました。
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やさぐれCAT(詩とかピアノ耳コピ)。カフェにいらっしゃったところから急遽ご参加いただきました。詩とyoutubeにアップした耳コピピアノに合わせて歌を。オリジナルの詩がストレートに心に飛び込んできました。
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こんぺー糖(ヒューマンビートボックス)。口を使って音楽を奏でる(という理解でよいのか??)ヒューマンビートボックス、毎回極上のパフォーマンスを提供してくださいます。
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Satole SENO(朗読・存在開示の試み)。いつもと変わらずのSatoleさんらしい朗読でしたが、聞くごとに強さを増しています。
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ブラックペッパー(漫談)。初参加。ラーメントークと言うことで、私norikoがご一緒させていただきました。江古田の話、ラーメンの話・・・うまく合いの手が入れられたのか?!念願のブラックペッパーさんのラーメントーク、妙に味があるのです。
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佐藤慎司(ギター弾き語り)。初参加。オリジナル作品は独自の世界観で、静かな表現の中に妙な(褒め言葉です)強さがありました。
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長谷川裕美(昔話朗読)。初参加。パフォーマンス自体もVoiceCircus初でしょうか、昔話の朗読。身振り手振りを交えての朗読。セリフから地の文まで変幻自在に変わる声色、一気に昔話の世界観に取り込まれました。
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加藤志郎(詩の朗読)。10年以上の前の作品、女性の視点の作品などを朗読。どこか架空の世界のような加藤ワールドを毎回展開してくれます。
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noriko(朗読)。心に止まった作品を4編朗読。最後の作品は音楽をバックに読みました。
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国井美和子(パントマイム)。見学ということでご参加でしたが急遽、「はじめまして」を題材に短いパントマイムを。身体の表現がストレートで強い、見学だけにとどまらずご参加いただき良かったです。
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守山ダダマ(弾き語り)。カッコ内のパフォーマンス内容はエントリーシートでご本人が書かれたものを優先しています。故に弾き語り。新作も含めた3曲を朗読。新境地を開きつつある感がありました。
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ふうこ(ギター弾き語り)。オリジナル2曲を演奏。見た目と違った昭和風味の作品が楽しかったです。
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恵矢(詩の朗読)。一人でのほか、こんぺー糖さんのビートボックスとのコラボを。本来の作品の強さとともに即興での相乗効果が目を引きました。
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今城司(Ag.Vo.)。いつものごとくフォークのカバーを2曲。季節を先取り(しすぎ?)のお正月の歌など嬉しいサプライズでした。
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ジュテ。最後にもう一度ステージへ。言葉、朗読、身体表現、全てから目が離せない、そんなパフォーマンスでした。
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と言うことで私も含めて全15名、この日も熱い熱いオープンマイクとなりました!!ご自身のパフォーマンスはもちろん、観覧する側でも熱さを感じることが出来、ご参加の皆様には本当に毎回感謝しています。

次回VoiceCircusは11月27日(土)18:00~ご参加お待ちしております!

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2015年11月03日

Linked Poem Circus#1連詩作品

2015年10月16日19時~21時。Linked Poem Circusで出来た連詩です。参加者は青条美羽、Satole、恵矢、noriko。
Linked Poem Circus#1レポートはこちら

Satole

はじめの一歩
青条美羽

霧雨
風は冷たいけれど
祝福されていると思おう。
□                                    *□=眞実(真実)
ここに始まる。
noriko

心の中は誰もいない部屋
それはいつも同じ
□                                     *□=けれども
連なる言葉は
空中に溶けて消える
恵矢

文字を見ると心躍る
私たちは月食男女
好きなものはLettres(ことば)
それはいつも同じ
Satole

星、それは変わる表情
空腹の朝焼けを思い出す
と胸元から鳥は飛びたつ
好きなものはLettres(ことば)
そして一弦の切れたギター
青条美羽

星、それは変わる表情
星、あれは明けの明星(みょうじょう)
星、それは不変の光
星、汝(な)れは光年の旅人
☆、実は・・・・・・・・・                              *☆=行き交ふ年
noriko

星、それは不変の光
月、それは届かない心
空、それは許されない掟
雲、それは壊れた城
詩、実は・・・・・・
Satole

切り開け、掴め
置いて来た鍵は三歩手前の
止まぬ雨、弾いている
何処へ
雲、それは壊れた城
恵矢

盛りを迎えた花は一歩手前の
振り終えた雨は二歩先の
置いて来た鍵は三歩手前の
四歩先を夢見てる。
体内の水をゆらせ。
noriko

四歩先を夢見てる。
だけどいつもいつも
ここに戻る。
はじめの一歩、
永遠に。
Satole

PS.語り残した山ほどのストーリーを
放り上げて空へ。いいえ
ここに戻る。
のです。私たちは
反映。
青条美羽

週末のテレビ将棋で
プロ棋士が二歩で負けた
のです。私たちは
三歩進んで二歩戻る
のです。
恵矢

ちなみに 私たちは
パリより盗作、
自粛を自粛する、
のです。


注:特に指定がない限り、読み方は読み手に委ねる。
*印の注記は読み手による読み方を採譜。




posted by voicecircus_host at 14:29| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

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